どうも、お勉強ラッパーのCo.慶応(@Co_Keio)です。
2019年は #教科書のラップ化 という目標を掲げ、中学1年生の教科書5教科を全てラップ化する。
全部で制作曲が50曲近いので1人では無理そう。
と早くも1月で方向転換。
委員会制を取り入れ、みんなで作ってくことに!
そんな中、各委員長のやる気がすごくて、人によってはものすごい勢いで作ってきちゃいそう。
それはそれで嬉しい!
ただ、作ったものが #教科書のラップ化 コンテンツに適していないと誰も得をしないので、ここでお勉強ラップの作り方を整理する。
社会に貢献するラップを作る上では、この考え方は結構通用すると思うので是非参考にしてもらいたい。
下記が、基本的な制作の流れ。
ノートまとめ
まずは、制作範囲の重要部分を手書きでノートにまとめよう!
手書きの方が、頭に入る♪
あと、そのノートをこのHP上にアップしていくので、いろいろな味のあるノートの方が見ててワクワクするから♪
面倒かもだけど、とりあえずは手を動かしてみよう♪
・可能なところはできるだけ、箇条書きでまとめよう(→ラップにしやすい)
・重要なとこの優先順位をつけておこう(→ラップに含める部分を判断しやすい)
※重要なところの定義はテストに出やすいか否かです。
設定を考えよう
僕はこの部分が最重要だと考えてる!
“設定”は作品制作の全てが関わってくる最重要部分。
ここを深堀せずに進めてしまうと、どこにでもあるような作品になってしまう。
設定とは?
・誰が誰に向かってラップするものか?
・登場人物は何人?
・そのキャラクターは?
・場所はどこ? などなど。
具体例
『戦国武将ラップ』
設定:Co.慶応が視聴者に向かって、自分の好きな戦国武将ベスト10をカウントダウン形式でラップ。
※歌い手が聞き手に教えるというオーソドックスなパターン。強いて言うなら、それを”カウントダウン”風にしてる点が、この設定のポイント。
『三権分立ラップ』
設定:三権分立の「立法(国会)」「司法(裁判所)」「行政(内閣)」を人に見立てて、3人組のアーティストグループのように視聴者に向かってラップ。
※擬人化や3人組のアーティスト風ってのがこの設定のポイント。
『恋の化学反応ラップ』
設定:Co.慶応が失恋ソングをラップ。
※失恋ソング風にするってのが、この曲の設定のポイント。
設定は、その作品の出来を左右する重要な点。
すごい普通に作るなら、
『歌い手が聞き手にお勉強を教えるラップ』でいいんだが、
50曲近くそうなると、さすがにおもしろくないと考えている。
後世に残す教科書なんだ!見る側がワクワクするものにしないと!
・ノートのまとめで書き上げたものから思考を膨らませ、連想するものを設定にしよう!
例)世界地理 → 世界一周旅行という設定にしようか?
理科の微生物 → 微生物をペットで飼う設定にしようか? など
・設定はその作品の根幹を担い、サビなどの歌詞にもなってくることが多いことを前もって認識しておこう!
構成
ノートまとめと設定が決まれば、構成に入る。
構成とは、曲がどんな流れになるかを整理したもの。
今作ってる、理科の『物質ラップ』で作った構成案⬇

どこで何について歌うかみたいなのがまとまっていればよい。
・あとから修正はきくので、とりあえずざっくりまとめてみよう。
トラック
設定に合うトラックを用意しよう。
僕はここ、いつも作ってもらっているので、あまり大きなことは言えない。
ただ、設定のイメージにあうものの具体的な曲名。
例)アルファベットラップ → ジャクソン5の『ABC』って曲風で!
みたいな依頼をしている。
・頑張って依頼しよう。
※作れる人は、ガッツリ納得のいくものを作ろう!
リリック
トラックを聞きながら作る人となくても進められる人がいると思う。
僕は基本的にトラックを聞きながら書く。
細かなフローとかは、さすがに聞きながらじゃないと合わないから。
※あくまで、僕はね。ここらへんは人それぞれ。
構成表に沿って、〜小節で〜の内容が入るようにリリックを制作する。
・何よりも分かりやすさを重視しよう。
※無理やりたくさん押韻したり。知識を詰め込みすぎない。
・サビは作品全体の設定が伝わる内容にしよう!
※ここでも設定が重要になってくる。聞き手がどういう風に聞けばいいかをはじめに伝えておかないと。
レコーディング
・雑音が入らないように声のみを綺麗に録ろう。
・ビートに合わせ、テンポよく録ろう。
撮影
もうさすがにここについては、設定連動するのでなんともいえないw
・綺麗に撮ろう。
・合成(グリーンバック)の場合は、グリーンバックから体の一部がはみ出ないように気をつけよう!

動画編集
・頑張ろう。
最後に...
えー、最後の方に向けて、書きまとめるのが疲れた感はいなめないw
ただまぁ、みんなこれから作るので、まだ大丈夫!
動画とかまで制作が進捗してきたら、随時内容を更新していこうと思う。
色々書いてますが、あくまでも基本的な流れで強要するものではりません。
ただ、まぁ僕がここ数年で培ってきたノウハウ、特に設定までの考え方、をまとめてみた。
ぜひ、委員長として作品を作ってくれる方は参考にしてほしい。
それでは、みんな頑張ってCo.!!
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