どうも、お勉強ラッパーCo.慶応(@Co_Keio)です。
現在は年初にZOZO前澤社長からいただいた100万円を元に #教科書のラップ化 プロジェクトに取り組んでいます。
年始から制作をしていましたが、今年中の完成が間に合わない気がしたため、途中から委員長を募り、実際に『お勉強ラップ制作』を各委員長にもお願いして、みんなで完成を目指しています。
そんな中、最近ふと思うことがあったので、こちらの思考をまとめさせていただきます。
多数決で作る作品はオワコン
これについて、少し深堀しながらまとめていきます。
そもそもヒットした作品あなたは事前に予測できていました?
簡単なチェックを行いましょう。
あなたが初めて以下の3作品を見たとき、どう感じましたか?
お考えください。
PPAP
この作品知らない人はいないんじゃないでしょうか?
数年前に流行ったピコ太郎さんの動画作品
一応リンク貼っておきます。
あなたが初めてこの作品を見たとき、どう感じましたか?
僕はこう感じました。
うむ??何これ???
何で流行った???
つづいてこちら。
U.S.A(DA PUMP)
これも2018年大流行りでしたね。
これを初めて、見た時あなたはどう感じましたか?
僕は恥ずかしながら、こうでした…
何これ?古っ!ダサっ!🙈
そして、3つ目。
ピカソ作品
ちょっとここで時代を少し変えたものも。
僕が小学生頃見たときに感じた感想はこちら。
何これ?落書きやん。
ただ、これらのものは全て大ヒットしています。
つまり僕にセンスがないのは歴然ですが(それは磨くとして)、僕と同じように感じた人も多かったりしないだろうか?
そこに『多数決はオワコン』の正体が隠れています。
ヒット作品は何故ヒットしたか?

PPAPが流行った際にもたくさんの記事がでてきました。
ジャスティンビーバーがシェアしたからってのは本質ではありません。
ジャスティンの目に入る前に数十万回既に再生されていたから「オススメ動画」的なものに入り、ジャスティンの目に触れることになったわけです。
(ジャスティンって書くと友達みたい^^)
これら3作品について共通する事項を、僕はこう分析します。
今までにない斬新な作品
=
競合が少ない 少数マーケット開拓
そしてこれをうけて、
一部の感度の高い人が「いい!」と言い出し、「いいの?悪いの?」とか迷う一般人界を侵食して、結果的に名作みたいな扱いになります。
つまり、最初に「いい!」って言い出す人たちは「少数派」なんです。
これがまさに答えです。
当然、こんな単純なロジックでは成り立っていなく時代背景だったり、運の要素も大きく影響してきます。
ただし、少なくとも少数派のポジションを取っている作品でないと名作は生まれづらいのは間違いありません。
さらに、深掘りして「何故、少数派作品がヒットするのか?」
マーケティング的に考えると、みんな右って言ってる時に誰が左と言い出す!みんなは常識が覆されビックリする!そして、その理由を聞いてるうちに「左もなんかいい気がしてきた」的になって徐々に増えてくる。
ファッションに流行があるのもこれの右・左を繰り返しているからですよね?
DA PUMPさんのUSAも僕は「古い!」って感じてしまったんですが、逆にそれがよかったわけですよね?(まぁ難しい事)
そしてこの最初は少数派ということを踏まえると、だいたいこうなります。
最初は批判ばかり
当たり前ですよね。少数派なんですから。
ただここを乗り越えないと、名作は作り出せないんです。
僕みたいに『何、DA PUMPやっちゃってんの〜!w』みたいにDA PUMPさんに言ってしまったとしても
ISSA『はっ?、お前の方がセンスないわ。コケオワコンじゃん。去れ。』
と言い切れるくらいの、クリエイターの中の『軸』がきちんとあることが大切なんです。
日本人は特に周りの空気読む傾向が強いから、周りから言われたこと通りに影響受けまくって行動しちゃう傾向ありますから要注意ですね。
僕が多数決を取る理由

ここまで書いておいて、僕は今アンケート取りまくりながら、たくさん作品作ってますw
かなり矛盾してますねw
でもアンケートを取る理由は下記です。
- コケ大生・コケ中生とのコミュニケーション
- 少数派の超いい意見ないかのアイディア収集
この中でも1がメインです。
コミュニケーションを目的としています。
これだけ作品がはびこってる時代です。
少しでも見てもらうためには、その過程を見せるのも必須の時代です。
そして2!
上述の通り、僕のセンスはまだまだです!!
『関数ダンスゥ』で確実にPPAP超えれると思っていたのに大コケでした!僕のセンスのみが原因です!🙈
なので、少なくとも僕よりセンスフルなみなさんの意見を伺いたいなぁなんてのもあります。
重要な点は『多数決で一番人気あった意見を採用するわけではないです』
作品を作る人の制作『軸』が大切です。それにいつも照らし合わせながら、判断してます。
最後に、今一緒に#教科書のラップ化 参加してくれてる委員長や委員の方へメッセージ。
委員長のみなさん。
僕がよくアンケート取るから誤解させてしまっていたら申し訳ございません。アンケート取ることはいろんな意味で重要です。ただ、それに流されてしまうと、良い作品は絶対できないです。何故なら、斬新な意見は少数派で排除されて、丸くなったありきたりな作品しかできないから。
なので、最終的には自分の『軸』をしっかり決めて、それを信じて進めてください。
委員の皆さん。
少数派の意見は超貴重です。
よって意見にいい悪いありません!
何が化けるかわからない時代です!
変に縮こまらず、好き勝手意見言っていただけると幸いです。
ってことで今回のタイトルになる「クリエイターにとって大事ものは『軸』でした。
周りから批判されようが、自分の『軸』を持って行動しよう!
ってかこうなってるから、面白いですよね!
作品作りって^^
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